MARUYAMA Tokio 丸山常生 "Faraway, So Close" 2004年5月29日[Between ECO & EGO 2004]@総合教育センター用地・川口市

MARUYAMA Tokio 丸山常生 "Faraway, So Close" 2004.5.29[Between ECO & EGO 2004]@総合教育センター用地・川口市

"Faraway, So Close"では、 ・この場の上空からあなた自身を見下ろしていることを想像してみましょう。 ・この場になぜ植物が繁茂しないのか考えられますか？ ・いま、あなたが吐いた息（空気）が、どこに行ったか想像してみませんか？ ・あなたの足の裏5m下の地中の様子を想像できますか？ ・かつてここにあった工場で働いていた1万人の喧噪を想像してみましょう。 ・人間の身体の内外に、100兆の微生物がいることを想像してみましょう。 ・ここにある砂利一つひとつが人間だとしたら、あなた自身はどの石でしょう？ ・隣のエルザタワーに住む人たちが、どんな窓の外の風景を見ているか想像してみましょう。 …など、20種ほどの問いかけが紙に書かれ、観客に一人一枚ずつ渡された。 コンセプト： 「ここ」は、唯一のかけがえのない場所であり、かつ世界のあらゆる場所とつながっているかも知れない。「今」は、唯一のかけがえのない瞬間であり、かつ過去や未来のあらゆる時間とつながっているかもしれない。私のパフォーマンスはこの美しい仮想を元にしながら、一人一人の人間の「脳」が生み出す無数の想念が、私たちが生息する「環境」を次々に変容していってしまうという、際どい現実も改めて突きつけることになるでしょう。（丸山） 「Between ECO & EGO 2004」カタログより Concept: Each of us occupies a unique place, each of which is conneccted to every other place. Each moment is unique, yet it is connected to every moment in the past and future. Based on these propositions, my performance shows how the infinite imaginings of individual brains boundlessly change the way we inhabit the biosphere. Now, these acts of imagination become our reality. (Maruyama) from the catalogue "Between ECO & EGO 2004" 丸山常生ウェブサイト Tokio's Web site